会員の声
VOICE

【会員の声(事業連携)】事業者間連携~強みを活かした新商品開発と潟上市PR~

■事業所名:株式会社ジェー・ユー(パティスリーパルテール)
      【菓子製造・小売業】
■代表者名:齊藤 順子
■所在地 :潟上市飯田川飯塚家の越47-3
■電話番号:018-893-5085
■URL :https://www.patisserie-parterre.jp/



Q1 商工会に加入したきっかけはなんですか?
 平成22年12月に創業、翌年には商工会に加入しました。
フルーツタルト専門店として地元の素材を多く使用した商品を提供することが地域貢献の一環であるという理念を持っており、地域に根差した事業展開を目指すためには商工会の力が必要だと感じました。


Q2 事業者間連携で新商品開発に取組んだきっかけを教えてください。
 ここ数年、「地域を代表する伝統食品である『佃煮』を取り入れた新商品を開発したい!」という声が従業員の中から上がっており、私もその想いを実現したいと考えていました。そのような中、同市内にある昭和22年創業の老舗佃煮店「㈲佐藤徳太郎商店」と商品開発について話す機会があり、お互いに意欲的だったことから、「洋菓子」×「佃煮」という、今までにない商品開発に取組むことにしました。

Q3 どのような商品を開発しましたか?
 「佃煮」と一口に言っても、様々な商品があります。試食を重ね、洋菓子と相性が良いと感じた「こがね生姜」を使うことにしました。試行錯誤した結果、そのこがね生姜にくるみの甘露煮を掛け合わせることで、それぞれの素材の良さを引き出した、甘じょっぱい和のテイストを感じさせる焼菓子「こがね生姜とくるみの甘露煮ブラウニー」が誕生しました。

Q4 今後のビジョン(目標)は?
 今回、事業者間連携で開発した「こがね生姜とくるみの甘露煮ブラウニー」は、ECサイトでの販売をはじめとした地域外への新たな販路開拓を目指します。
 そのような中で、商工会からは首都圏商談会への出展を提案していただきましたので、チャンスと捉えて足掛かりにしたいと考えています。
 潟上市の地域素材を活かした新たな特産品を生み出すために、市内外の事業者との連携や当社員からのアイディアを結集させて、私たちのふるさと「潟上市」をPRしていきたいと思います。


Q5 商工会はどんな存在ですか?
 商工会には様々な業種、優れた技術やノウハウを有する事業者が会員として加入されています。商工会は、このような事業者とのネットワークにより、連携先の探し方、連携の進め方、商品開発、販路開拓など様々な相談に対応してくれる、心強い支援先です。


(掲載:R4.12)